この記事は30代の会社員が20代から投資して現在に至るまでどういった商品に投資しているかを紹介します。同じような年代や状況でどういった投資をしているか興味のある方はぜひ御覧ください。
サマリー
投資対象はざっくり以下の3つです。
- 投資信託
- ETF
- 個別の日本株
順にどういった経緯で具体的にどういった商品に投資しているのか、また今後の投資戦略も紹介します。
Masaのプロフィール
Masaのプロフィールは以下の通りです。(2024年3月時点)
年齢 | 30代前半 |
家族構成 | 夫婦2人(2023年10月に入籍) |
仕事 | IT企業のエンジニア |
年収(個人) | 900万程度(2023年実績) |
資産(個人) | 1500万程度(2023年末実績) |
投資対象の変遷
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2017年
仮想通貨を買う
当時流行っていた仮想通貨で初めて投資を始める
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2018年
確定拠出年金で投資を始める
転職を機に、確定拠出年金の商品で初めて投資商品を買う
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2019年
個別株を始める
桐谷さんに憧れ、株主優待がもらえる商品を買う
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2020年
一般NISAを始める
商品を一般NISAに乗り換える
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2021年
iDeCoを始める
転職を機にiDeCoを始める
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2022年
積立投資を始める
NISA・特定口座で投資信託・ETFを購入
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2023年
ハイリスクの投資信託購入を始める
レバナス等のハイリスク投資信託を少額購入し始める
2017:仮想通貨を買う
当時投資に全く無知だった私だが、初めての投資はなんとビットコインでした。当時ビットコインブームだったのでおそらく貯金の半分以上をビットコインに入れ(覚えていないが100万円以上)、その直後に暴落しました。確か1ビットコイン170万円くらいだったと思いますが、その後70万円程度まで落ちました。ただ私はいつか戻ることを願い、売らずにそのままホールドし、3年後くらいに同じ価格に戻った時点で売却し、もうやらないと誓いました。2024年3月は1000万円程度まで上がっていますがまた暴落することも考え特に後悔はしていないですし、買う予定は今のところありません。
2018:確定拠出年金で投資を始める
私は新卒で入った会社で確定拠出年金を始め、当時は株=ギャンブルのイメージが自分の中ではあり、本当にただ貯蓄するだけでした(私の記憶の限りでは毎月8,000円程度)。そこで転職を機に、積立額の半分は現金、残り半分は投資枠に入れた記憶があります。ただその投資の分も株式だけでなく債権などかなり分散が効いたものに入れていて、そこまで結果的に上がらなかった記憶があります。
2019:個別株を始める
仕事で証券会社のプロジェクトに携わり少し投資に興味を持ちました。そこで何を買うか分からなかったので「月曜から夜ふかし」でおなじみの桐谷さんを見て、下がってもいいから優待を受けられる株式を買ってみようということで個別株を少し買ってみました。ただ私の知識不足でNISAは知らず、一般口座でまずは始めていました。証券口座も当時はネット証券のメリットも知らないまま、まずはSMBC日興証券で始めました。
2020:一般NISAを始める
少し株に関する勉強を始め、特定口座やNISA口座の存在を知りました。そこで一般口座の株を売却し、一般NISAの口座で優待がもらえる個別株投資を続けました。当時買ってた株は以下のとおりで、全部100株ずつです。(ヤマダだけ安かったので500株)
- ヤマダHD
- オリックス
- すかいらーくHD
- JT
- タマホーム
- KDDI
- ビックカメラ
- 吉野家HD
- 不二家
2021:iDeCoを始める
このときに2回目の転職をし、新しい会社では確定拠出年金がなかったので楽天証券の口座を開設し、iDeCoを始めました。今までたまったお金のキャッシュはすべて「楽天全世界INDEX楽天DC」に入れ、積立設定は、「楽天全世界INDEX楽天DC」に13,000円、「楽天全米INDEX楽天DC」に10,000円の計23,000円満額で投資しています。
2022:積立投資を始める
当時私は節約系Youtuberを見るのにハマっていて、それで積立NISAの方が良いのではないかという考えに至りました。そこで一般NISAで運用していた日興証券から楽天証券の積立NISAに切り替えました。2022年の1年目は今見返すと、以下のような積立設定になっていました。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド: 8,334円
- eMAXIS Slim 米国株式: 24,999円
2023年からは以下のような積立設定になっていました。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド: 11,111円
- eMAXIS Slim 米国株式: 22,222円
また、給料も上がり余剰資金が増えてきたことからSBI証券とマネックス証券も開設し、以下のような積立設定をしていました。証券会社を複数作っているのはクレカの積立ポイントを少しでも多くもらうためです。
- SBI証券:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド → 月50,000円
- マネックス証券:eMAXIS Slim 全世界株式 → 月50,000円
また、この年から配当金にも興味を持ち、吟味した結果、米国の高配当株ETFのVYMを積立購入することになりました。ここまで来ると月給からは賄えないので、ボーナスをETFの積立用の資金として活用しました。毎月50,000円積み立てています。
2023:ハイリスクの投資信託購入を始める
2022年には節約や投資系Youtuber、また本を漁ったりして、少額でも少しリスクの高い投資信託を買っても良いのかと思い始めました。そこで、まずは手始めに以下のような積立設定を2023年後半から開始しました。
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド:10,000円
- auAMレバレッジNASDAQ100:5,000円
2024年3月時点では他の商品にも少し手を出しており、「今後の投資戦略」で語ろうと思います。
今後の投資戦略
新NISA
新NISAでは余剰資金がある限り毎年360万円は埋めたいと思っております。まず1年目は以下のような投資を行っております。基本的には米国メインで行きたいのですが、精神安定剤のため、半分は全世界株式を購入しています。
積立枠
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 50,000円 |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 30,000円 |
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 20,000円 |
成長投資枠
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 1,200,000円 |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 800,000円 |
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド | 400,000円 |
特定口座
ここは正直まだ具体的に定まっていなく、コロコロ変えるかもしれません。2024年3月時点ではクレジットカード積立のポイント上限が10万円で上がったため、どうしようか考えています。
基本戦略としては全世界株式とS&P500に追加投資していきたいですが、新NISAの枠を超えたさらなる余剰資金なのでリスクは少し取っていこうと思っています。リスクの高い考えている商品としては以下の通りです。
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
- auAMレバレッジNASDAQ100
- 大和-iFreeNEXT FANG+インデックス
- 大和-iFreeNEXT インド株式インデックス
- ニッセイSOX指数インデックスF
旧NISA
積立NISA分は非課税期間20年間MAXで寝かせようと思っています。
一般NISAで購入した個別株は実は2024年3月時点ではほぼほぼ売りました。結婚式や引っ越しの費用で売却して使いました。ここは人生で使うべき時期の一つだと思っていたの売ったことについては全く後悔していません。現在は以下銘柄のみ保有しています。
- ヤマダHD
- すかいらーくHD
- KDDI
これらの個別株も2024年で5年目を迎えるので2024年中に売る予定です。売ったキャッシュは新NISAの成長投資枠で埋めようと思っていて、優待株目当ての個別株はやめようと思います。理由としては結局ギリギリまで使わずに期限直前になって使わなければいけないプレッシャーに追われてしまうのがストレスだったためです。
まとめ
過去についてまとめてみましたが、自分でも振り返ってみると、なんだかんだ色々試した結果、インデックス投資が安定していて良いことが改めて気付かされました。基本的には以下くらいの配分が個人的には安心して投資できると思いました。
全世界株式 | 4割 |
全米株式(S&P500) | 4割 |
高配当株ETF | 1割 |
ハイリスクの投資信託(NASDAQ100、FANG+、インド株など) | 1割 |
どこかのタイミングでポートフォリオも含めた資産公開をしたいなと思っています。